2007年10月25日 12:00メタボリックシンドローム基準を巡っての学会緊急メッセージの意味は?
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来年の春の定期検診から実施されるメタボリックシンドローム測定基準を巡って、専門家や学会では異論も出ています。

そこで、今回メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)診断基準となるウエストの値に異論が相次いでいることを受け、日本肥満学会は19日、「男性は85センチ以上、女性は90センチ以上」という従来の基準が「妥当」との緊急メッセージを出しています。(産経新聞他)

なぜこのようなメッセージがだされたのかですが、このメタボリックシンドローム基準は日本肥満学会主導の形で、脳梗塞や心筋梗塞の予防目的から内臓脂肪とメタボの関係を考慮したものから制定されたものであり、成人病などの大きな原因となっている糖尿病との関わりに留意が払われていないという声があるからのようです。

平成17年度の厚生労働省「国民健康・栄養調査」によると、40歳から74歳の中高年男性の32.2%、女性の31.5%が糖尿病有病者か予備群と推定されています。
糖尿病患者の日常生活や費用面などで高血圧などよりさらに大きな負担ともなっているという背景があり、糖尿病対策面ではこれまでの胴囲の基準値は不適切だというものです。

また、今年春、世界約160カ国の医師らで組織する国際糖尿病連合(IDF)が、日本人の基準を「男性90センチ以上、女性80センチ以上」とすることになった経緯もあり、今回の緊急メッセージとなったものです。

素人目にも、身長面などを無視して一律男性90cm、女性80cmという基準も疑問があるところですし、学会の主導権という側面もあるかもしれません。しかし、献身を受ける側としてはこんな実態の中で判定されることにいささかの疑念をもつことになるのは残念です。

ロング

投稿者:長野 重美 at 12:00 PM | Comments(0) | TrackBack

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