2007年12月09日 21:42「骨壊し屋」による骨粗鬆症 メカニズムを究明
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加齢による骨密度の低下が骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になることはよく知られていますが、その詳しいメカニズムやこれを治癒する効果的な薬はまだ研究されてこなかったために、多くの高齢者にとっては骨折のリスクをいつも背負って生活することにもなります。

骨粗鬆症になる人は、現在でも1000万人を超えるとされており、今後高齢化が進むとさらに多くなることで、歩けなくなったり、ちょっとした弾みで簡単に骨折する人が増加することが懸念されます。

骨密度が低下する原因となるのは、女性ホルモンのエストロゲンが減ると骨の新陳代謝のバランスが崩れることにあり、やがて骨粗鬆症になりやすくなります。

ただ、その仕組みがどうなっているかということについての解明はこれまでできていなかったのですが、
その詳しいメカニズムを東京大の加藤茂明教授(分子生物学)のチームが突き止めたことが、asahi.netで報じられていました。

加藤教授の研究では、骨をつくる骨芽細胞を多くの研究者が調べている中にあって、骨を壊す「破骨細胞」に注目し、マウスの破骨細胞でエストロゲンが働かないようにすると、骨がすかすかになったことから、逆に、エストロゲンを働かせると破骨細胞の数が減ったということがわかったそうです。

閉経してエストロゲンが減ると「骨殺し屋」の破骨細胞が増えすぎ、骨が減ってしまうという研究成果は、 破骨細胞に対するエストロゲンの作用を示した画期的な成果で、新たな治療薬への道を開くと期待されるものです。

ちなみに、骨密度を上げるもっとも効果的な方法は、太陽にあたって歩くこと、そして筋肉を使うことだと言われていますが、実際面では歩くことが少なくなり、足腰も弱り、筋肉が弱いことから膝関節や腰を痛めてしまったりすることで、また歩けなくなるという悪循環を繰り返すことが多いものです。

ノルディックウォーキングは足腰に負担をかけずに歩け、全身の筋肉をバランスよく使うことで筋肉強化が可能となり、さらに太陽を浴びてのウォーキングで骨密度を増やすことができ、結果骨粗鬆症を予防するという観点で最適な運動です。

ロング

投稿者:長野 重美 at 9:42 PM | Comments(0) | TrackBack

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