2008年02月10日 11:48ゲノム研究第2段階 「1,000人ゲノム・プロジェクト」がスタート
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世界の科学者が協調して進められてきた「ゲノムプロジェクト」は、2003年にはヒトゲノムの解析が終了し、2004年10月に発表されたようにヒト遺伝子の数は2万2千であることが明らかになりました。
そして、それがゲノム研究の第1のゴールでもありました。

その後の科学技術の飛躍的進歩により、さらに各種の研究が進んできていることはご存知の通りです。
その中では、ヒト遺伝子の99%以上は全人類で同一であり、人口の少なくとも10%にみられる変異を特定できる段階にはきていました。

また、一般的な疾患リスクに関連する遺伝的変異が含まれるゲノム領域が100以上特定されています。

しかし、今後のゲノム研究の課題は、疾患の原因となる遺伝子変異を特定するためさらに詳細な分析が必要であり、また人種間のごくわずかな遺伝的差異を理解することにより、疾患感受性、薬剤応答性および環境因子への反応の違いを説明する手がかりを得ることが必要でした。

今回の「1,000人ゲノム解析プロジェクト(1000 Genomes Project)」は、世界中の人種の中から1000人を対象とするヒトゲノムでの遺伝子解析により、新しい遺伝子マップを作り、疾患に関連する遺伝子変異をさらに素早く突き止めることができることが目的です。また、遺伝的疾患の診断、治療、予防のための新しい方法を開発する取り組みの前進につながることも期待されています。

このプロジェクトにより得られたデータは、公共データベースを通じて世界中の科学者が利用できるよう
になるとのことです。

(HealthDay Japan記事より)

このプロジェクトは、いわば「ヒトゲノム研究の第2のゴール」を目指した国際プロジェクトということになり
ますが、ゴール到達時にはアンチエイジング面での新たな知見などで大きな成果がでてくるものと思われます。

ロング


投稿者:長野 重美 at 11:48 AM | Comments(0) | TrackBack

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