2006年11月20日 15:10体に効く「菊」の花
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は日本では秋の花の代表格。あちこちで品評会も盛んですが、同じ菊でも食用と薬用に使うとの話。
刺身や吸い物などの飾りのように使われるだけでなく、ちゃんとした食用としても栄養も高いようです。

日本でも寒い東北地方では、生野菜が摂れないため、菊の花びらを集めて蒸して板状に固めた「菊海苔」というのがあり、保存が効くために野菜の代用品として扱われたそうです。

また、岩手県の郷土料理に「菊のくるみ和え」というものがあり、茹でた食用菊と油で炒めたにんじんや
糸こんにゃく、椎茸を、よくすりつぶした胡桃で和えたものとか。

ほかにも辛し和え、塩漬け、みそ汁、吸い物など食用菊を用いた郷土料理があるそうです。

これらは、栄養源としてもビタミンB1、ビタミンB2、カルシウムやカリウム、鉄分などミネラルの含有量も
かなりのものがあるそうです。

そして、菊は中国から5世紀ごろに日本に来て、もともとは解熱作用や血圧降下作用に優れた薬用植物として扱われたとのことです。

中国では、菊花茶として飲まれ、のぼせや、眼の疲れを取ったり、アルコール性肝機能障害の改善効果があるとされ、 さらに、菊ならではの黄色い色素「アントシアン」は眼に良いとされる抗酸化物質だそうです。

また、菊特有の香りは「テルペン」という精油成分で、自律神経を安定させイライラを改善するというもので、最近では痴(ち)呆(ほう)症予防も期待されているそうです。

そういえば、香りは何となく万能薬的要素をもつカモミールに似た臭いがありますね。

ロング

<夕刊フジ> 【食養生訓

投稿者:長野 重美 at 3:10 PM | Comments(0) | TrackBack

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