2006年11月24日 12:10[テレビウオッチング] 「介護食に革命」
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先日放映されたテレビ番組「ドリームナビゲータ」で紹介された「新しい介護食」は、本当に美味しそうでした。
介護精度が生まれて5年になり、施設での各種のサービスに関連する問題がクローズアップされてきましたが、この種の取り組みが、これからの介護の世界に新風を巻き起こすものであればと願うばかりです。

現在でも介護人口は約500万人だどかで、今後も急増してくる中で、被介護者にとって何が一番の幸せにつながるかを考え上で、大きなヒントを与える番組となったのではないかと考えています。

番組の主人公は、アンチエイジング フレンチレストラン「ユリス麻布十番」のオーナーシェフ多田鐸介氏で、番組最後にある「マイゴール」で書かれた言葉は、
【介護食に革命を起こし笑顔があふれる 高齢化社会にしたい 】でした。

多田氏のフレンチの技を駆使し、高齢者にも食べやすくする数々の工夫を凝らしたメニューが創られ、それを食べた被介護者の嬉しそうな顔や、幸せそうな顔が映し出されたのが印象的でした。

通常の老人食とは考えられない老人向け肉のステーキなどは、今までのメニューでは考えられないような調理法でだされていましたが、料理には限界というものが存在しないことをあらてめて知らされたものです。

特に参考になる調理法として、フェッテが取り上げられていました。
これは、あわ立て器で拡販し、空気を入れると柔らかく口滑らかで、香りもよい食材の良さを活かすことができるフレンチの手法だそうです。
このフレンチの調理手法が咀嚼力がない老人や、またそこまではいかないものの歯の具合が悪い方への食の楽しみ(味、喉ごし、香りの3点)に救いの手になるようです。

また、東京都老人研究所の白澤先生も、番組の中で、ステーキが好きなお年寄りは、皆さん相当な歳まで元気だとかの研究データもあることから、介護食も今後これまでの常識に捉われない工夫と知恵が必要だと思われました。

毎日とはいかないまでも、せめて月に何度かはこのような素晴らしい食事ができるというだけでも
、生きることの価値を感じ、元気になることができるというものでしょう。

私もいくつもの老人施設を観た時に感じていた最大の関心事は介護食の問題です。(もちろん高級な施設ではそうでもないかもしれませんが・・・)
番組で見た入居者の方のおいしいものを食べた時の表情に比べて、今まで見た施設での食事の際の
皆さんの顔の表情(ただ口に機械的に運び込んで、飲み込んで全員の顔の表情が一つも変わらない
ないという情景)の落差には、なんともやりきれないものです。

多くの入居されている被介護者からは、もっと食事を楽しみにできるようなものにして欲しいという、声なき声が聞こえてきそうな気がしてなりません。

多田シェフに刺激され、多くの施設の食事にもっともっと工夫が凝らされるようにして欲しいものです。
そして、彼の【マイゴール】に書かれた夢を実現したいものです。

ロング


投稿者:長野 重美 at 12:10 PM | Comments(0) | TrackBack

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