2008年05月16日 12:00「TABLE FOR TWO」 社員食堂から途上国のもう一人へ
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「大食い」チャンピオンとやらがテレビ番組でタレントまがいにもてはやされたり、食事の食べ残しの量が世界でトップともなるなど、日本では飽食社会の成れの果てともいえる現象がおきているとも思えます。しかし一方では、この地球上で栄養不足や食糧危機に直面する人達が8億5千万人もいて、緊急に食糧支援が必要とされているという状況はなんともやりきれない思いです。

そんな状況の中で、「TABLE FOR TWO」という活動が企業の間で広がっているそうです。

この活動は、ダボス会議(世界経済フォーラム)で選ばれた日本人のヤンググローバルリーダー(YGL)が立ち上がり、世界に呼びかけてスタートしたものです。(国際協力新聞より)

過食による肥満や生活習慣病が問題を抱える富める国と、栄養不足や飢餓問題を抱える発展途上国の食事情のインバランスを解消し、健全な食のあり方を実現しようとする趣旨に賛同する企業が社員食堂で行っている活動です。

この「TABLE FOR TWO」の理念は「先進国の私たちが健康的な食事を1食を食べるとき、開発途上国の子供に学校給食を送ることができる」ことにあります。

具体的には「TABLE FOR TWO」を実施している企業の社員食堂やレストランで、健康的なメニューを購入すると、一食あたり約20円が、国連世界食糧計画(WFP)あるいは米国の非営利団体ミレニアム プロミスを通じて、開発途上国の学校給食に寄付する仕組み になっています。
この20円という金額は、開発途上国の学校給食1食分にほぼ相当するそうです。

これまで実際に実施しているのは、以下があります。
これまでに伊藤忠商事、西洋フード・コンパスグループ、ファミリーマート、日本IBM、日本航空、横浜市・かをり商事、NEC。今後複数企業が参加を予定するそうです。

今年5月に実施したファミリーマートでは、自社研修施設内の食堂で、通常よりも約200kcal低く抑えた栄養バランスを考えたメニューを提供。
これをメタボリック症候群の予防策や健康的な食生活にについて考える啓発活動の一つに位置づけているなどは、実によく考えられた活動だといえます。

また、NECでは今年7月、社内カフェテリアで普通ライスを小ライスにしてカロリーダウンすることで、その差額の26円を寄付するキャンペーンを実施などもあります。

街中のレストランで大盛りなどを注文するとエキストラ料金をさらに加えて、これを寄付するなど、社員食堂以外でもできそうなアイデアはいろいろありそうですね。

ちなみに、日本中の家庭やレストランから出る一年間の食べ残し食品は実に700万トンにもなり、金額にすると11兆円。
これは日本の農業と水産業の総生産額(12.4兆円)に匹敵するといいます。

食材価格高騰で悲鳴をあげる中で、こんなにも大事な食材が捨てられるというのはなんだかおかしいと思いませんか?

ロング

 「TABLE FOR TWO」  

投稿者:長野 重美 at 12:00 PM | Comments(0) | TrackBack

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