2008年07月13日 09:45スポーツはカラダに悪い!?
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ドーピングがなぜいけないのかわからない。大胆にもそういう発言をしているのは教育論から中国論、身体論まで幅広く発言している内田樹(たつる)さんです。

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私は、「下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち」(講談社)で内田さんと出会い、哲学者であると同時に武道家でもあると知り、身体論の本「私の身体は頭がいい」(文春文庫)と「合気道とラグビーを貫くもの」(朝日新書)の2冊を読み、いたく共感を覚えました。

内田さんは明快に語っています。「内臓がぼろぼろになっても、骨が腐っても、命を縮めてもいま勝ちたいというのは、人間の狂気のありようとしてはしごく「まっとうな狂い方」である」と。「だいたいスポーツはやるだけで身体に悪いんだから、いくら身体を悪くしてもとにかく勝ちたいというのは、発想としては順当なのである」と、スポーツが体に悪いということがあたりまえのように書いているのを読んだときはまさに目から鱗でした。

スポーツをやることは悪くない。しかし、スポーツができることが決して手放しで評価されるようなことではなく、ましてや人に強制すべきものでもない。スポーツができないからといって何ら引け目に感じる必要もない。私はそういう“仮説”をずっと持ってきましたが、何十年も生きてようやく確信として持つに至ったのです。

実際、私は小さい頃から運動やスポーツが苦手で、特にチームで勝ち負けを競うスポーツに参加させられるのがいつも憂うつでした。

後になって知ったことは、そういう感覚を持っていた人は私が例外ではなく、実はかなり多く存在するということです。しかも、そういう感覚は、その人が劣っていることを示すものではなく、むしろ至極まっとうな感覚だとも言えます。

15年前からネットビジネスに10年ほどひたっていた私が60代を前にして、バーチャルに片寄っていた世界から、体づくりとか身体論に“もどってきた”背景のひとつです。

投稿者:めんじょうさとし at 9:45 AM | Comments(0) | TrackBack

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