2008年08月02日 09:59身体活動量多い人ほど死亡リスク低い 厚労省調査結果
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厚生労働省研究班「多目的コホート研究(JPHC研究)」による追跡調査結果から、運動量の多い人はそうでない人と比較し、死亡リスクが3割以上少ないということが明らかになりました。

メタボ対策では日常的な運動が必要であることへの認識が最近は進んできていますが、この調査結果から、メタボであるとないとに関わらず、男女とも、身体活動量(この場合には体をどの程度動かすかという意味)が多いほど死亡リスクが低下することから、できるだけ運動不足にならないようにすることが必要だということを示しています。

身体活動量の最小群と比較した場合、最大群の死亡リスクは、男性で0.73倍、女性で0.61倍と有意に低下していましたがんや心疾患死亡リスクが顕著に低下する傾向があるとのことです。

また、仕事、余暇に限らず、全体的に身体活動量が多いことにより、死亡リスクが低下する傾向がみられます。

レポートでは、「男性と女性、仕事をしている人としていない人、家事のある人とない人などによって日頃の身体活動の種類は異なることが多いのですが、自身の生活の中で可能な方法により、よく動く時間を増やしていくことが、早死にの予防につながると考えられます」とあります。
しかし、身体活動量の増加により早死が予防できる理由は、完全に解明されているわけではないそうです。

この調査は、45-74歳の男女約8万3千人を、1995年から2005年まで追跡した調査結果にもとづいて、身体活動量と死亡率との関連を調べたものです。

身体活動量については、仕事や余暇の運動を含めた1日の平均的身体活動時間を、筋肉労働や激しいスポーツをしている時間、座っている時間、歩いたり立ったりしている時間、睡眠時間に分けて調査し、これらの各身体活動を運動強度指数MET(Metabolic equivalent)値に活動時間をかけた「METs・時間」スコアに換算して合計することにより、対象者1人1人の平均的な身体活動量を求め、4群にグループ分けしたものです。

JPHC Studyより

スポーツとまではいかなくても、ウォーキング、それもできなければ日ごろからできるだけ体を動かすような習慣を身につけておくことが望ましいということになります。

ちなみに、「多目的コホート研究(JPHC研究)」とは、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・虚血性心疾患・糖尿病などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防に役立てるための研究です。
全国11保健所と国立がんセンター、国立循環器病センター、大学、研究機関、医療機関などとの共同研究として行われています。

ロング

投稿者:長野 重美 at 9:59 AM | Comments(0) | TrackBack

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