2008年02月27日 12:00仮想水 (バーチャルウォーター)
用語辞典Category

日本は、水の豊かな国。
食べ物から始まり、文化の隅々まで「水」の恩恵を受けています。

そんな日本、
実は最も水を輸入する国であること御存知ですか?

それは最近店頭でたくさんのペットボトルの水が売られているからでは
ありません。

仮想水(バーチャルウォーター)に基づく考え方です。

仮想水は簡単に言うと、
「穀物や畜産物などを輸入する際、それらを育てるために必要だった水
輸入していることになる。」といった考えです。

実際は、輸出国と輸入国の土壌、規模、その他の条件の違いで、水の利用量が
変化するので、「仮に、自国でこれを作ったら、水はどのくらい必要なのか」と
いう仮想投入水の測定の仕方が支流のようです。

例えば、牛丼。
作るには、さまざまな材料(牛肉、お米、醤油(大豆)etc)が必要です。
牛丼(並)一杯作るのに、実は、2,000ℓ(ドラム缶10本分)の水が必要
と言われています。
以前、長野さんの記事でもあった、飼料効率の話と似ています。

ですから、自給率40%以下、輸入に頼っている日本の
仮想水輸入量はかなり大きなものになります。

日本の仮想投入水総輸入量.jpg
東京大学生産技術研究所「世界の水危機、日本の水問題」より

ご覧になっていただけると分るのですが、
アメリカ、オーストラリア、カナダ、ブラジル、中国からの
穀物(家畜の餌等)、牛肉、豚肉、鶏肉の輸入がほとんどのようです。

自給率を上げることが一番の課題なのでしょうか。
国産の物を買うという行為には、安全性の問題だけでなく、
さまざまな意味があるのだなと改めて思いましたw

投稿者:酒井美保子 at 12:00 PM | Comments(0) | TrackBack

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