2006年09月27日 12:09割りばしで森を育てよう
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国産の割り箸をもっと使うことが森林保護につながるという林野庁の見解。
割り箸を使う文化は森林を荒らしてしまうことになるのではという懸念をもっていたのですが、この記事で
考えを新たにすることになりました。

日本は世界でも有数の森林面積が大きい国といわれていますが、実は森林がかなり荒れた状態になっ
ていて、このためには適切な管理のもとに伐採(十分な日当たりと風通しのための間伐採)が必要では
あるものの、そのためには人手と資金問題が壁になっています。

この問題の取り組みとして、コンビニのミニストップでは、今年6月から東京や千葉などの計4店舗で、
奈良県産の「吉野ヒノキ材」の割りばしを1膳(ぜん)5円で売り出したそうです。

弁当売り場やはし袋に「あなたの5円でいっしょに森を育てませんか」などとわかりやすく掲示して購入を
呼びかけているようで、現在は5店で1日平均8膳しか売れていないものの、「割りばしだけを購入する人
もおり、身近な木材製品を通じ、環境問題に少しでも関心をもってもらえれば」との同社広報担当者の話。
また、太陽生命保険では9月から、社内の社会貢献サークルが、社員向けに奈良県産材の割りばしを1
セット20膳で150円販売し、昼食の弁当に利用できるようするなどの動きがあるとのこと。

割りばしを販売するNPO法人「樹恩ネットワーク」(東京)は今秋、新たに群馬県産材の割りばしを発売。
販売先は全国の大学生協食堂。学生の環境問題に対する意識が高まり、2005年度は発売当初の
3倍以上となる860万膳が売れたという。

林野庁によると、国産の木材を使った割りばしの生産量は約4億5000万膳(2005年)。
一方、輸入量は約254億膳で、国産材の割りばしの56倍。しかも輸入量の99・7%が中国からとのこで、安価な中国製品が増え、値の張る国産材の割りばし生産量は1995年の約5分の1に減ったそうだ。

割りばしの生産は、材料となる樹木を伐採するため森林破壊につながると思われがちだ。
だが、同庁は「森林を育てる過程で切り出されたものを材料として使うので、国産材の割りばしが売れる
ことは森林の育成に役立つ」と説明する。

同庁の話では「日本の森林が荒れているのは、外国の木材に押されて国産材の需要が伸び悩んでいるから。適切に管理された森林は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の吸収量拡大に欠かせない」とのことで、その趣旨を理解しての前述の例がでてきたもののようです。

何とか、将来にわたって健全な森林保護ができるように、割り箸だけでなくもっと活用方法を考えていきたいものですね。

ロング

読売新聞


投稿者:長野 重美 at 12:09 PM | Comments(0) | TrackBack

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