2008年05月13日

2008年05月13日 14:38「iPS細胞」国際シンポジウムが京都で開催
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これからの再生医療の行方を大きく左右するといわれる新型万能細胞「iPS細胞」を巡っては、世界の医学会やライフサイエンス、IT企業などが今激しい開発競争を繰り広げています。

その中で、このほど「iPS細胞」の最新研究成果を話し合う科学技術振興機構の国際シンポジウムが国
立京都国際会館で始まりました。
シンポジウムでは、各国の研究者からさまざまな新しい研究成果が発表されたことがニュースなどで伝
えられており、「iPS細胞」研究スピードが加速していることを伺わせるものです。

これまでの日、米、独などに続いて中国や韓国などの研究者も「ヒトiPS細胞」を作ったことが報告されました。
会議の後、今後欧米に主導権を取られるないように、アジア諸国が協力して研究環境を整備しアジア地域の実力底上げを目指すため、日本や韓国、インド、シンガポールなどアジア太平洋地域の9カ国・地域が、iPS細胞の作製法、様々な組織に成長させる技術、ノウハウなどの情報交換を強めることで合意し、早速文部科学省は2009年度の予算で支援を検討することになりました。(NIKKEI NET)

さらに、これまで最大の焦点ともなった「iPS細胞」の安全性の問題があり、この問題解決につながる研究成果がこの国際会議で発表されたことが注目ポイントです。

これまでは、もとになる遺伝子の細胞分裂を促進するために、特定種のウイルスを入れて「iPS細胞」を
作っていたことから、癌などの発症につながるとされるリスクが存在することが問題視されていました。
会議で米国の研究者は「iPS細胞」を作るうえでもとの遺伝子の数を減らし、かわりに化合物を代用す
ることでも「iPS細胞」が作られることに成功し、このことで安全性が高いものができる製法技術特許を出願したことが注目されます。

また、各国研究者から「iPS細胞」の標準を決める必要があるとの見解が出され、今後標準化を巡っての国際連携が進むことになるようです。
従来何が「iPS細胞」かという点では明確な基準がなかったことによるさまざまな問題発生の可能性や
研究促進への強調体制面での弊害などがあったのですが、「iPS細胞」の形や導入遺伝子、神経細胞
への分化のしやすさなどの物差しができ、安全性や性能を評価できると、新薬開発や再生医療の応用
に「「iPS細胞」を安心して適用できる道が開けるとのことです。(日経新聞)

再生医療による新しいアンチエイジングへの道が、想像以上の早いテンポで進んでいますね。

ロング


投稿者:長野 重美 at 2:38 PM | Comments (0) | TrackBack ()


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長野 重美

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